ここにいるだけで満たされる♡ 宝物いっぱいの佐渡ワールド! ~その1~
トキ、金山、たらい舟!
“佐渡”と聞くとこのイメージがいちばんに思い浮かぶという人も多いのでは?
四方を海で囲まれた日本最大の島「佐渡」。
その昔、流刑地に定められた地には、万葉歌人・穂積朝臣老をはじめ、
承久の乱で敗れた順徳上皇、鎌倉幕府や他教を批判した日蓮聖人、
時の将軍の怒りを買った能楽の大成者・世阿弥など、
貴族や知識人な教養レベルの高い人々が流されていた。
江戸時代になると、徳川家康が本格的に佐渡金山を開き、
採掘された金や銀は幕府の財政を支える礎に。
その後、明治、大正、昭和を経て、平成元年3月、
400年近くに及ぶ長い歴史に幕を閉じることになる。