マネー美人の道 【実践編②】
ズバリ解決! 女のマネーQ&A
家族や友人には気軽に相談できないお金のこと。そこで今回は特別に、高尾先生が読者の素朴な疑問を解決☆ 皆さんの意見を参考に、マネープランを再考してみよう。
Q.「マネー初心者です。手軽にできるお得な制度はありますか?」(26歳・事務)
A.ズボラ女子にはぴったり! ふるさと納税で節税対策
「ふるさと納税のメリットは、やはりお礼品がもらえるところ。少し高価な特産品を持ち寄った女子会を企画してみるのもいいですね。クレジットカードで決済できるので、節税対策とクレジットカードポイントの2重取りができるし、一石二鳥です。寄付先が5自治体以内であれば確定申告が不要になる「ワンストップ特例」も利用できますし、専用サイトを使えばポイントが貯まるなど、さらにお得がいっぱいです」
【ふるさと納税のおさらい】
(確定申告をする必要がない場合)
税金控除のふるさと納税は、現金で戻ってくるという勘違いをしている方も…。10,000円寄付するとそのうちの2,000円が寄付の基礎金。残りの8,000円は翌年の住民税が減り、お礼品が届く仕組み。
Q.「保険の見直しを考えています。保険を選ぶポイントを教えてください」(34歳・サービス)
A.毎日忙しい女性たち…。ストレス社会に応じた保険選びを
「女性の働き方、活躍がますます大切になってきた昨今。女性の社会進出に伴い、ストレスとの向き合い方が大きな課題となっています。精神的な疾患、婦人科系の病気、女性特有のがん……こうした病気に備える事はとても重要です。以前は入院しての治療が一般的だった疾患も、今では通院による治療が主流。その代表的なひとつが、がん治療。実は働きながら治療を続けている方も多くいます。また、女性特有の病気に対する保障は各社異なるので、この点にも注意が必要。医療保険分野は各社競争が激しく、一見同じ様に見えても保険料だけでなく、保障の範囲にも差がある時代です。ご自身に合った保険を賢く選びましょう!」
Q.「外貨預金を始めたいのですが、どこの国の外貨がおすすめですか?」(29歳・営業)
A.初めてなら通貨量が多く安定感のある主要先進国を! ドルコスト平均法もおすすめ!
「国内の低金利が続く中、世界の基軸通貨である「米ドル」、先進主要国の中で金利の高い「豪ドル」が根強い人気ですね。しかし、世界情勢が大きく動くことが予想される昨今、外貨預金をする場合、為替の変動に注意が必要です。こんな時代には、月々一定額の円ドルを積み増す「ドルコスト平均法」の活用をおすすめします」
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2017.1.3