美しい環境が真の美しさをつくる
私はつねづね、美しさは身を置いている環境によって育つものだと感じています。30代、40代、50代と歳を重ねつつ美しくなっていくためには何が必要かというと、まずは心を穏やかに過ごすこと。とてもシンプルですが、そうすることで心身ともに美しくなることができます。まだ若いうちは、若さがあるから大丈夫。でも年齢が進むにつれ、追いつめられていたり、心が汚れていたりすると、どんなに着飾っていたとしても身体から負のオーラが滲み出てくるのです。
だから日々心の澱みを綺麗に浄化できる環境を、自分なりに整えなくてはなりません。
では、どうやってその環境をつくりあげるかというと、まずは自分にとって居心地がいいと感じられる場所かどうかを判断しましょう。人それぞれ基準が違うと思いますので、自分なりに工夫してみるとよいでしょう。
私にとっては、綺麗で物音ひとつしない場所が、一番落ち着きます。仕事がどんなに多忙を極めた日でも家に帰ってくれば、自分を取り戻し、心身の力みがすっとほぐされていくのです。
人生は楽しいことばかりではありません。苦労したり、辛いことがあったりと、めまぐるしく変わります。私はどんなときでも、ピンチはチャンスだと捉えるようにしています。そんな風に気持ちを切り替えるときには、やっぱり環境に救われている部分は大きいと思うのです。嫌なことは忘れ、心を平穏に保つために、好きなものに囲まれて、居心地の良い環境で生きていきたい。これまでだって、こだわり抜いた環境が今の私をつくってくれたから。今度生まれ変わったとしても“IKKO”という環境で生きていきたい。心からそう思います。
すべての方々の人生に愛をこめてIKKO
軽井沢の自宅も私の居心地のよい場所
「私の大好きな軽井沢の自宅。たっぷりの自然に囲まれて、静かな環境が気に入っています。気持ちを切り替えるには、環境を変えるのが一番。環境が変わると気持ちがリフレッシュし、イライラやモヤモヤから解放されます」