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東京 美味しい レストラン[日本の旬の食材と確かな技で紡ぐ、 枠に捉われない自由なフレンチ。 オンリーワンがここにある]

一流の料理人が推薦する料理人を数珠繋ぎの様にご紹介していく「美食のグルメバトン」。浅草「HOMMAGE」の荒井昇シェフからバトンを受け継いだのは、麻布十番「リベルテ ア ターブルド タケダ」の武田健志シェフ。自由な感性で生み出す遊び心溢れるフレンチがあなたを虜にする。(撮影・取材日2016.12)


北海道産の真ふぐに霧状にした黒炭を吹きかけて焼き上げたムニエルに、食べる直前に松茸の出汁を注いで食べるエンターテインメントなひと皿。旬の松茸のかぐわしさと黒炭のスモーキーな香りが絶妙に調和する。真ふぐのむっちりとした食感と松茸のこりこりとした食感とのコントラストも楽しい、まさに五感が喜ぶ逸品だ。黒炭は身体に取り入れるとデトックス効果もあるという。シェフの自由な発想の根底には、ゲストを喜ばせたい、楽しませたいというおもてなしの心があるのだ。

黒炭をまとったダイナミックな真ふぐの周りに、可愛らしい小花を散らした、大胆かつ繊細な「ふぐと松茸」。九条ネギの甘みも感じられ、旬の食材が冬の到来を教えてくれる。


「日本人であることが僕の個性で、強みですから、それを全面的に出すべきだと思うんです。味噌や醤油なども使います。なんちゃってフレンチと言われてもかまいません。自由で面白いフランス料理が食べたくなったとき、うちを選んでもらえたら嬉しいですね」。修業に裏打ちされたフランス料理の技術に日本人ならではの繊細さを融合させた、武田シェフだけの自由なフレンチは、これまで様々な料理を食べてきた美食家たちの舌も楽しませてくれるに違いない。


リベルテ ア ターブルド タケダ 03-5765-2556

ランチ(水~日)12:00~L.O.13:00(Close15:00) ディナー(火~日)18:00~L.O.20:30(Close23:00)

定休日 月曜日


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