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マネー美人の道 【実践編①】

ズバリ解決! 女のマネーQ&A

家族や友人には気軽に相談できないお金のこと。そこで今回は特別に、高尾先生が読者の素朴な疑問を解決☆ 皆さんの意見を参考に、マネープランを再考してみよう。

 


Q.「やっぱり老後の生活が心配です。年金は貰えるの?」(32歳・専門)

A.どんな老後を送りたいかを具体的にして、必要なお金を貯めるための貯蓄や運用を!

%e3%82%a4%e3%83%a9%e3%82%b9%e3%83%88%ef%bd%82「前述のとおり、年金制度が変わりました。例えば、今の制度が続いた場合、年収500万円の会社員の方が受け取れる年金は月約13万円。年金制度自体は続くと思いますが、その実質的な支給額は減る可能性があります。さらに年金の受給は67~68歳に繰り上げられる可能性もあります。老後資金はご夫婦で約3,500万円、シングルの方は約2,000万円と言われていますが、これは平均的な生活をした場合の必要金額です。旅行に行きたい、美味しいものが食べたい、となるともう少し必要になってきます。現在、女性の平均寿命は86歳。老後、どんなライフスタイルを送りたいかを早いうちにシミュレーションをしておきましょう」

 

【老後に必要なお金の考え方】

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Q.「投資信託をやってみたいのですが、リスクが怖くてなかなか手を出せません…」(39歳・企画)

A.まずはリスクを許容。長期で運用すれば、不安も最小限に!

「個人的には投資信託での運用も良いと思います。中期・長期保有が前提であれば、比較的低リスクと言われている銘柄も多く出回っています。バブル崩壊後、日経平均株価は大きく下がったものの、個別銘柄に目を向けると、逆に大きく上昇した銘柄もあります。投資信託は、複数の銘柄に分けて投資をするので、皆さんが恐れている“リスク”を軽減することも可能です。月500円からはじめられたり、少額からできるのも投資信託の魅力ですが、その分手数料が高い場合もあるのでご注意を。最近では、保険を維持しつつ資産運用ができるような保険と投資信託がセットになった金融商品も。また、AIで過去の経済の動きを分析しておすすめの銘柄を割り出すサービスも出始めました」

 


Q.「将来子どもがほしいのですが、今の収入で不自由なく育てられるか心配です」(29歳・営業)

A.子どもの人生の選択を制限しかねない奨学金には頼らない資金作りを

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「一般的に一人あたりの教育費は約1,000万円、大学4年間の学費は約400万円といわれていますが、小中学生の教育費は近年上昇傾向に。若い方で奨学金を借りている方が多くなってきていますが、奨学金も借金の一種。社会人になって返済することが優先でお金を貯められずに、結婚を先延ばしなんて話もざらです。子どものイベントのための資金は親がしっかり準備しましょう。配偶者控除廃止の議論をされている今、共働きの方は働き方を見直して収入を増やすことを検討しましょう。またジュニアNISAや学資保険など、教育費に使える金融商品に準備をしておくのもひとつです」

 

 

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まだまだ続く!! ズバリ解決!女のマネーQ&A “マネー美人の道【実践編②】”

 

2017.1.3